不妊症とはSterility
不妊症とは正常な夫婦生活があって、2年以内に妊娠しない場合をいいます。
これは通常、夫婦の90%以上が2年以内に妊娠するという事実に基づいています。
子供がほしいと思っても妊娠しない期間が2年を過ぎたら、女性の側が35歳を過ぎている場合は2年経っていなくても、早めに婦人科を受診した方がよいでしょう。
不妊症の原因・検査cause & checkup
妊娠しない原因は色々あります。
一般的には、下記のような統計が知られております。
女性だけが原因の場合 | 約30% |
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男性だけが原因の場合 | 約30% |
両方に原因のある場合 | 約30% |
両方共に原因のない場合 | 約10% |
主な検査は血液検査(ホルモン検査)、超音波による卵胞の発育状態、子宮内膜の観察、子宮筋腫の有無、子宮内膜症の有無、膣分泌物による感染症の有無、血液検査などです。
不妊症の治療
ホルモン検査、子宮筋腫・内膜症の有無、感染症の有無、超音波による排卵の有無、精液検査などをしながら治療していきます。
タイミングの指導、内服(クロミフェン)注射(hMG-hCG)などの排卵誘発剤による治療、人工授精などを行っております。
体外受精が必要と思われるかたには、高次医療機関を紹介しております。
タイミングの指導、排卵誘発剤(内服・注射)の使用、人工授精などを行っています。